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2020.12.18

行事報告

令和2年11月25日(水)「知って得する!高齢者の住まいあれこれ」を開催しました!

講師は、神戸市建築住宅局住宅政策課民間住宅係西尾係長様でした。当日は、12名のご参加でした。

 母子福祉たちばな会は母子会員261名、寡婦会員504名で寡婦会員の方が多くいます。寡婦会員の皆さんは、長年当会の活動に参加してくださり、同じひとり親同士として励まし合い、助け合ってここまで歩んでこられました。母子会員をサポートする役回りを担ってくださっています。ところで、ひとり親家庭支援センターはやはり現在子育て中の方々の講座や行事に偏りがちです。ひとり親のライフステージに合わせた講座も開催しなくてはと考えて、今回のテーマを選びました。とは言え「高齢者の・・・」となっていても若いひとり親家庭の皆さんにも聞いていただきたいテーマと思っています。

 

 

前置きが長くなりました。西尾係長は、大学で建築を学ばれて阪神大震災における住宅の被害状況をこつこつ聞き取りまとめられたそうです。明日にでも起こるかもしれない東南海地震に備えて、今すぐ動いてくださいと語られました。地震に対する備えと、老化による事故への備えも新長田のアスタくにづか5番館2階の「すまいるネット」を訪ねていただければ、心配事を聞いてくれて安心安全な業者を紹介してくれるようです。補助金が出る場合もあるようです。是非確認を。すまいるネットの電話番号:078-647-9933

 高齢者の住み替えについてもすまいるネットに行くと沢山のパンフレットがあるようです。住宅や施設の見学前に参考になりますね。

 最後に「ひとり親世帯の家賃補助制度」の説明がありました。家賃を毎月15,000円補助・最大6年間。公営住宅に申し込んでの落選歴・より広い良質な賃貸住宅への住み替え・世帯合計所得が市営住宅の収入基準であること。・神戸市に在住または在勤であること・・・など条件はあります。また建築住宅局の予算枠の都合もありますが、今のところまだ大丈夫ですと言っておられました。住宅についてもすまいるネットにご相談ください。

ひとり親世帯家賃支援

 以上盛りだくさんの内容でした。住まいについての心配ごとは「すまいるネット」ということです。丁寧に説明くださった西尾係長様、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。(所長)