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2020.11.05

行事報告

10月25日「ママのためのアンガーマネジメント」を開催

開催日から2週間経過していますが、まだ感動の余韻が残っています。

今回は、精神保健福祉士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタントで日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターである梶原由美先生に決定版ともいえるレジュメを作っていただき、もう5回も読み直しました。当日は10名の皆さんにご参加いただきました。

 

 

【今回学んだこと】

*アンガーマネジメントとは、「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようになること」

 小さいことでも激高したり、根に持ったり、しょっちゅうだったり、攻撃性があったりの

怒りは、大切な物を失うことになるかも! だから、自分の怒りのタイプを知って改善!

*怒りは、第二次感情。心配とか不安とか寂しさとか後悔とかがベースにある。

 だから、メッセージは、Iメッセージで第一次感情を伝える。私たちは、YOUメッセージ

で伝えてしまうことが多いよね。私を主語にして伝える。

*アンガーマネジメントの3つのコントロール

 ①衝動のコントロール 

  6秒待つ クールダウンして怒りの波を乗り切る。例えば、手のひらに指で頭にきていることを書くとか。「キャンセル!キャンセル!」「大丈夫!大丈夫!」とか心で唱える。

  怒りに点数を付けたり、記録して自分の傾向を知ることも方法。

 ②思考のコントロール

  親は 子どもは 女性は 男性は こうあるべきと決めつけない。自分のべきと相手のべきをすり合わせる。譲れない境界線を決めて、相手に知らせる。自分の機嫌や都合で境界線を変えない。できたら、許容範囲を広げて「器を大きくする。」

 ③行動のコントロール

  怒りは、自分に近い人に対して生じやすい。→「自分が強く怒ればコントロールできる、何とかなる」という思いこみ。身近な世界で怒りの連鎖が出来てしまうので、

  怒りの連鎖を断ち切る、怒りをプラスのエネルギーに変えていく。これらは、全て人が自分自身の感情に責任を持てばできること!

 

 

そして 梶原先生からの6つのメッセージ

  怒る→叱る→効果的に叱る・自分の気持を「伝える」→「伝える」から相手に「伝わる」に変える。

  ① 叱るときは1度に1つのこと。(過去のことは引っ張りださない)

  ② 叱る基準を変えない。 (機嫌で叱らない)

  ③ 人格・性格を否定しない。(叱るのは行動のみ)

  ④ 叱る目的は本当は何?

  ⑤ 決めつける表現はしない。(×いつも、絶対)

  ⑥ Iメッセージで一次感情を伝える。

最後に アンガーマネジメントは、すべての人が簡単に、シンプルに、繰り返しできるトレーニング・習慣なので、今日から実践してみてください。

 以上が梶原先生のお話でした。

 ハッピーに過ごすために、「怒りのコントロール」を毎日心がけたいと思います。

  所長